農林水産祭(農業祭)の推移


 農林水産祭(農業祭)は、その前身である新穀感謝祭が昭和10年に始まり、昭和37年に内容、規模を拡充した農業祭に発展し、今日の農林水産祭に至っております。次の推移により実施されています。
1) 新穀感謝祭(昭和10年〜昭和36年)
 昭和10年、新嘗祭当日に、勤労の感謝、食糧の尊重、農民の自覚の高揚を図ることとし、元総理大臣齋藤実氏を委員長とする第1回新穀感謝祭が国民的祭典として実施されました。
その後、昭和36年の第27回まで、関係諸団体並びに国民の理解を得つつ発展してきました。
2) 農業祭(昭和37年〜昭和52年)
 昭和37年に、消費者を含めた国民の農林漁業に対する認識を深め、日本農林漁業の発展の礎を築くために新穀感謝祭を発展的に拡充し、農業祭を実施することとなり、昭和37年の第1回から昭和52年の第16回まで継続実施されました。
3) 農林水産祭(昭和53年〜)
 昭和53年の第17回目に、農林省が農林水産省に改組されたこと等に伴い、農業祭を農林水産祭に改称して、今日に至っています。