天皇杯と農林水産祭

1 天皇杯は、スポーツ及び農林水産業の振興のため、特に業績のあった最優秀者に対して授与されるものであり、現在、30個の天皇杯が宮内庁を通じて所管団体に下賜されています。

2 昭和37年11月、財団法人日本農林漁業振興会が農林省と、共催する農業祭参加表彰行事において、部門別の最優秀者(農産、園芸、畜産、蚕糸、林産、水産)として選ばれた者に対して授与するものとして、6個の天皇杯が宮内庁を通じて、財団法人日本農林漁業振興会に下賜されました。
 その後、昭和54年度から、農林水産祭参加表彰行事に新たに加えられたむらづくり部門の特に優秀なものに授与されるものとして、天皇杯が1個下賜されました。

3 天皇杯は毎年農林水産関係団体等が「農林水産祭参加行事」として開催する約300の行事(約100,000点の参加)において農林水産大臣賞(約500点)を受賞した者の中から中央審査委員会の厳正な審査を経て選定されます。